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【講座】理屈では動かない!?
2019.7.12

機械を作ったとき、理屈通りには動かないことがしばしば起こります。

当初の設計や計画段階では全く問題がないはずなのに

実際に機械を動かそうとすると、実に様々なトラブルがあったりして動かないことも多いのです。

 

そう思うと、私たちの人間関係も同じような感じですね。

人は理屈では動いてくれません。

 

いくら正しいことを正しく伝えても

それがたとえ正しいことだとしても、

そこには、相手ののプライドや

身体の疲れや

感情など

様々な要因があり、

結局は思うように動いてはもらえません。

 

そういった背景を充分に考慮しないと、人は決して動きません。

 

会社でも、給料を支払い、作業を指示しても、決して思うようには動いてくれないことが多いものですよね。

そこで正論を言っても人は動けないものです。

 

ましてや、思うように動かないときに、「正しさ」を主張してみたところで

火に油を注ぐようなものであったりします。

 

機械が動かないとき、そこでも「正論」だけを主張しても何も解決しません。

 

まずは、その状況や事実を受け容れることから始まります。

そして、その問題の起こっている要因を特定することが大切です。

 

しかし、ここでも、「犯人探し」をしたり、

その犯人を「罰すること」が目的ではありません。

 

それをしてみたところで、問題は何も解決しないでしょう。

 

あくまで大切なのは、その要因の「改善」です。

機械が動かないとき、そのとき起こっている状況は、「必然的」に起こっていることなのです。

 

人が動かないとき、そのときの状況もまた、「必然的」に起こっていることなのです。

 

まずは起こった状況を「受け容れる」ことであり、どういう状況なのか正確に認識すること。

そしてその要因を改善することが大切です。

 

丁寧にその問題の起こったプロセスを探っていくと、気がつくことがあります。

 

そして不思議なことに「機械」であっても「人」であっても

この要因は、

「勘違い」

であることが多いものなのです。

 

『知識不足』『情報不足』から発生する

その『勘違い』に気付くと、

問題解決の大きな

『パラダイムシフト』

が起こるはずです。

 

【産業機械・生産設備・省力機械・搬送装置・ロボット】

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