【講座】摩擦と効率
2019.6.18
機械を設計する際、必ず考慮しないといけないのは
「摩擦」 と 「効率」
です。
機械を動かそうとする際、その動くパーツ同士が接している部分には
「摩擦」
が発生します。
この「摩擦」は「抵抗」を生み出し、
供給するエネルギーに対して、出力されるエネルギーには「損失」が発生します。
与えたエネルギーが100だとしたら、出力は70というような値になるということです。
このとき、機械効率は70%と言えます。
機械も様々ですが、一般的な搬送機械などの機械効率は70%程度で計算されることが多いです。
このように機械効率を考慮し、余裕を持った設計をする必要があります。
組織の人間関係や業務効率にも似たような感じです。
お互い接しあうメンバーに100の仕事を依頼するとき、
「摩擦」や「抵抗」、「損失」を考慮し
70ぐらいの期待値とした方が、仕事も人間関係もうまくいきそうですね。
【産業機械・生産設備・省力機械・搬送装置・ロボット】
の設計・製作・メンテナンスなどのご相談は
モノづくりの機会屋TKNまで
ご連絡ください。
株式会社TKN
https://tkn.jp.net