【講座】批判を恐れない
2019.8.8
事業を行う人は少なからず、批判されることを覚悟した方がよいでしょう。
世の中の全員に受け容れられようと考えると、事業はうまくいかないでしょう。
事業を行うということは、何かしらの「正義」が必要です。
○○○は身体に良い
○○○なら効率が上がる
○○○すればうまくいく
みたいなものです。
自分の中にある、何かを正しいと思えるものを何かしらの形で
人々に伝え、その人々の幸せに貢献することが事業であるともいえます。
しかし、この「正義」は、ときに誰かの「悪」になるのです。
もちろん、そこに「悪意」があるわけではありません。
どちらかというと「善意」であったりするのです。
人々のために良かれと思って行うことが、なぜ「悪」になるのでしょう?
世界の全員を幸せにする共通の「正義」は存在しないといえます。
例えば、キリストや仏陀はどうでしょう?
彼らは壮大な素晴らしい「正義」を持った方々でしょう。
世界にも多くの支持層があります。
がしかし、世界の全員が支持することは不可能です。
ある意味、この双方の教えは相反するものだからなのです。
何かを正しいと伝えることは、同時に何かを否定することでもあります。
両方を認めることが平和的で理想でもあるのですが
それは非常に高度な調整が必要です。
世界情勢をみても、共産圏と民主主義は対立を生むことがあります。
世界の国々では互いの主権を尊重していますが、それでも相反する思想は時折り衝突します。
簡単に考えても、阪神ファンと巨人ファンは相容れないものなのです。
誰にも嫌われないことよりも、
必要としている人に正しく伝わることを考える方が
事業としては適切でしょう。
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