「できることをやる」

これは一見すると消極的なセリフに聞こえますが、仕事の上では結構大切なことです。

くれぐれも、チャレンジするなということではありません。

しかし、仕事を考えたとき顧客が一体何を求めているでしょう？

顧客から見ると、「何を約束してくれるのか？」

その約束に対して対価を支払うのです。

すなわち、私たちの仕事とは、「顧客に約束できること」なのです。

もちろん、顧客がチャレンジを求めてくることもあります。

それは、チャレンジすることを約束し、仕事をするものです。

いずれにせよ、「約束できないこと」を引き受けることは

顧客に対し、迷惑が掛かるリスクが大きいでしょう。

「できることをやる」ことは、プロフェッショナルとしての責任です。

「できないこと」を引き受けて、できなかったときはペナルティが発生します。

それが仕事の責任ですよね。

責任を負い、必ずやり遂げることで、仕事ができるものなのです。

つまり、負えない責任は負ってはいけないし、

できない仕事を請け負うことは、無責任と言えます。

プロとして、間違いなくできることを請け負うことは、

大切な一つの考え方ではないかなと思います。

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