【講座】トレードオフの関係
2019.6.23
世の中には「トレードオフ」の関係性が存在します。
【トレードオフ】
トレードオフとは、一方を追求すれば他方を犠牲にせざるを得ないという状態・関係のことである。
トレードオフのある状況では具体的な選択肢の長所と短所をすべて考慮したうえで決定を行うことが求められる。 (ウィキペディア)
機械の世界でも、「トレードオフ」が存在します。
「占有スペース」と「コスト」
「速さ」と「力」
「納期」と「価格」
などがそれにあたるでしょう。
機械の「占有スペース」をコンパクトにしようとすると、強度のある部材を使ったり、削りだした部品を使ったりしますが、これらはいずれの手段も「コスト」が上がってしまう要素です。
同じ動力なら、「速さ」と「力」は「トレードオフ」の関係です。
「納期」を早くしようとすると「価格」にも反映されてしまいます。
「早い」「安い」「うまい」
は存在しないというのが原則です。
早くて安いものなら、質は下げる必要があることが多いですし、
早くて良い物なら、価格は高いですし、
安くて良いものなら、納期がかかる、
といった具合です。
なので、必ず「早さ」「安さ」「うまさ」の優先順位が必要です。
何を優先するのか?
とても大切な要素です。
私たちも「ダイエット」なのか「ケーキ」なのか、
「仕事」か「休暇」か
こんな「トレードオフ」が多いものです。
何を優先するのか?
やはり、とても大切な要素ですね。
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