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【講座】AIと仕事
2019.8.12

AIに人の仕事を奪われる。

最近この手の話題は多いですね。

 

AIの進歩は、多くの職業に影響を与えるものであることは間違いありません。

私たちのような機械系技術者や、電気系の技術者、プログラマーなども、この近い未来に向けて大きな変化を遂げていくと思われます。

 

そして、一部の仕事においては間違いなく、AIに仕事を奪われることでしょう。

 

機械設計技術者は、これまで高度な技術を要求されてきました。

 

しかしAIの進歩により、既存技術を活用するレベルの作業はソフトウェアとビッグデータの活用により自動化されていくでしょう。

これにより、先端技術を開発できる技術者以外は確かにAIに仕事を奪われるようになるかもしれません。

 

機械組立作業などは、一部AIでの自動化は進みつつあります。

ハード系の電気技術者は、配線作業などでは、まだまだ人が活躍しそうですが、これも新たな技術が登場する可能性が高いでしょう。

 

電気設計やプログラムの技術においては、先ほどの機械系技術者と同じく、簡単な作業は自動化されていくでしょう。

 

いずれにせよ、多くの技術的な作業が自動化されていく可能性は否定できません。

この分野で仕事をしていくためには、AIなど先端技術を使いこなし、高度な開発力を持つ必要がありそうです。

 

技術を身につけ、技術だけを頼りに仕事をすることが価値を持つ時代は、終焉を迎えていくのかもしれません。

 

AIに出来ないことは、幸福の創造でしょう。

 

人の幸福となる価値を創造することは、ロボットという役割からは、幸せの模倣は出来ても根本的には不可能でしょう。

 

私たち人間には生命という制限があり、死の恐怖があり、人への愛、子どもへの愛があります。

そして感性があり欲求があるのです。

それ故に愚かさを持ちミスを犯すこともあります。

 

AIやロボットの概念は、ミスをなくすことが目的の一つであり、限りなくミスをしないシステムに価値があります。

 

私たち人間は、ミスによる成長こそが必要です。

 

失敗があるから、スポーツやゲームを楽しめる訳です。

 

恋愛も失敗するかもしれないスリルが高揚感をもたらすのでしょう。

 

これらは自動化でもたらされるものではありません。

 

これからの私たちは、どの分野でも人の幸せを創造する仕事が、人の役割になっていくようになるのでしょう。

 

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