新規事業の成功の秘訣は「自社の価値を知る」こと
2023.11.24
よくコンサルティングさせて頂き際にお聞きするのが
「自社の価値の高さを見誤ってはいないでしょうか?」
と言う質問です。
自社の価値を過小評価してしまうと、せっかくのビジネスの機会を失ってしまいます。
自社の価値って意外と分かりにくいものですよね。
他社のことはよく分かるのに、自社のこととなると、なぜか悪いところが目に留まってしまいませんか?
一体なぜなのでしょう?
『出来ていないこと』は、その出来事が発生する度に注目されます。
注目され、非難され否定されたりします。
しかし一方、『出来ていること』は、その出来事のたびに注目はされません。
出来ていることは当たり前のように見えるからです。
日頃、普通に仕事をしても、毎日その仕事を褒められる訳ではありません。
しかし、日頃から問題行為をすると、必ずその行動の度に非難されるでしょう。
こんな風に『出来ていること』に気づく機会がそもそも少ないことが原因であったりします。
そもそも人は、出来ている部分より、欠陥に目が行きがちです。
どれだけ素敵なドレスを着ていても、小さなシミがあると、そのシミが気になって仕方がないものなのです。
そのような要因で、自社の良い部分は見えづらいものなのです。
しかし自社の『出来ている部分』、それこそが社会に与える価値の部分です。
「社会や顧客にどのような価値を与えているのか?」
これを知ることは事業を進める上で大変重要なものなのです。
では、それを知るためにはどうすれば良いのでしょう?
その方法が「人に聞く」ことです。
自社の価値は、顧客に聞くのが一番なのです。
よくある形が「アンケート」ですね。
自社の素晴らしさは、自分ではわかりづらいのです。
特に顧客から頂く誉め言葉は、大切な情報です。
お世辞を言われて聞き流してはいけません。
案外ビジネスでは重要な情報だったりするのです。
その情報を集めるだけでも、自社の強みが明確になるかもしれませんね。
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