最近、強烈に仕事のできる二人のマーケティングの専門家に会いました。

それぞれ違う視点で市場を分析し、戦略を立てる専門家です。

 

ビジネスにおいては、このマーケティングの理論は欠かせません。

とある上場企業の中では、経営の意見が割れて対立しているとのことでした。

 

新しく信任された外部から来たトップの社長が、これまでの戦略を否定し

自分の方針を推し進めようとしてました。

 

しかし、この社長の方針には裏付けがなく戦略として非常に脆弱な戦略とのことです。

これまでの戦略は、かなり調査の上、裏付けされたものらしいのです。

 

恐らく、社長の戦略は、成功する確率が非常に低いものとなるでしょう。

市場の原理が成り立たない戦略は、ほぼ失敗します。

 

最近では、これに似たケースが大塚家具のようなケースでしょう。

感性だけで突っ走った社長が会社をつぶすケースです。

 

感性だけの経営は確かに危険なのです。

とはいえ、近年ではマーケティングの理論だけの経営も通じなくなってきています。

 

市場では、情報の流れが速く、流行り廃りが読みづらい世の中になりつつあります。

わかりやすく、面白いものが時代のトレンドになったりします。

 

そのようなものを生み出す力が感性です。

これからの時代は感性とマーケティングのハイブリッドな能力が必要な世の中のように思います。

 

ただ、いずれにせよ、顧客のことを理解しないと売れないのは確かです。

市場の情報をいかに知っていくかは、これからも欠かせない能力でしょう。

 

 

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