今売れていない商品が、何もしなくても売れる方法があります。

それが、「市場を変える」ことです。

同じ商品であっても、市場が変われば、顧客から見た価値の大きさが全く異なります。

例えばネジの値段などは、同じ商品であっても売り場所が変われば大きく価格が異なります。

図のようなビスが楽器屋さんで売っていましたが、1本４００円ぐらいで販売されていました。

しかし、このようなネジは、町の工具屋さんで、1本１０円ぐらいで売っているものです。

家の表札なども、表札屋さんで依頼すると３万円ぐらいかかるのところもあるのですが

機械などの名称の書かれた同じような板が、１,０００円ぐらいで出来たりするものです。

昔、ハワイで食べた「お好み焼き」が、日本のお好み焼きチェーン店だったのですが

日本では、せいぜい１枚１,０００円ぐらいのものが、1枚５,０００円ぐらいしてビックリしました。

従来の市場の中では競合同士の価格競争で、実際の価値より市場価格のほうが

大きく下回っているようなものがあります。

そのような商品は、案外、異なる市場では、価値が大きい場合があるのです。

自社の商品が、異なる市場でどのような価値があるのか？

一度調べる価値はあるかもしれませんね。