【講座】1個でいいんだよ
2019.10.28
先日、テレビで観て、響いた言葉ですが
「1個で良いんだよ、それ大切にしろよ。俺だって変なおじさんとバカ殿だよ。それ大切にしてやってるんだよ。ずっとやることが大事なんだよ」
なんていうセリフですが、お分かりと思いますが志村けんさんの言葉です。
事業のような時代の流れに合わせ変化することとは、まるで対照的な言葉ですね。
これは、変化をするなと言う意味ではなく、別の意味が込められているようです。
人は何かを成し遂げ、受け入れられるだけでも希少なことなのです。
他人や社会に自分が成しうることで認められるためには、表現力が必要です。
事業も、自分という素材をどのように社会に表現し、受け入れてもらうかの世界だと思います。
そして、表現したからって、必ずしも受け入れられるものではありません。
そんな社会の中で、一つでもヒットを生み出すことは大変価値の高いことで
その価値を大切にしろよ、っていう意味なのです。
事業とは、何でもかんでも新規事業が良いわけではありません。
そもそも新規事業はリスクの高いものなのです。
新規事業を立ち上げるには、実に多くのトライ&エラーを繰り返す必要があります。
それを行い、望ましい形が出来上がっていくのです。
この工程は決して容易いものではありませんし、この工程を経てもうまくいく保障はありません。
そんな前提の中で、一つでも何かヒットし社会に受け入れられたものは大変貴重なものであり、
それを育てることが大切だ、と言うことをおっしゃっているのです。
事業でもただ新しいものをやるだけでなく、それを成長させ育てることも大切ですね。
そして、新しいものを立ち上げるより、今あるものを育てる方が、事業は伸ばしやすいものなのです。
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