新着情報

【講座】限られた時間
2019.7.29

仕事をしていると、ついつい、

「あれもこれもやらなきゃ」

「忙しいっ!」

ってなってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

事業を行う人にとっては、「忙しい」ことは

暇であるよりは間違いなく良いことです。

僕自身もおかげさまで日々忙しくさせてもらってます。

 

ですが、ここで大切なのが

「成果は出てるの?」

ということです。

 

フリーランスや会社経営者問わず、事業家である以上、

事業で求められるのは「成果」です。

 

「いかに社会に役立つことができたのか?」

それらの結果が、「成果」(売上・利益)です。

 

僕自身、「忙しい」って言ってしまう時がありますが

事業の視点で見ると、あまり良くないのかもしれません。

 

だって本当は、いつものんびり時間にゆとりがあって

南の島でバカンスをしながらドリンク片手に・・・

なんてやりながら、成果が出ている方が良いですものね。

 

事業では、忙しい分、成果が出てるのか?

っていう視点は大切です。

 

何より時間っていうリソースは、有限のエネルギーです。

1日単位で見ても、24時間という有限の時間です。

一生で見ても、寿命という限られた時間の中で活動しています。

その中で事業に費やせる時間は、さらに限られた時間です。

 

そんな限られた時間を、どこに、どのように費やすか、

結構重要なことなのです。

 

特にその時間を、誰のために費やすのか?

この希少性について考えてみましょう。

 

毎日、頑張って誰か新しい人と出会うとして、

この先、その活動ができる期間を、僕で例えるなら余命40年ぐらいかなと。

そうすると、

1日1人 × 365日 × 40年 = 14,600人

が頑張って、僕が出会える人の数かなあ

という計算です。

 

これが、どんな数字かというと、うちの事務所近くで例えると、

大阪市の人口・・・269万人

大阪市淀川区の人口・・・18万人

武道館の収容人員・・・14,471人

こんな感じです。

 

僕は恐らく、死ぬまでに毎日新しい人に出会っても

世界の人々はおろか、

日本の人々はおろか、

大阪の人々はおろか、

大阪市の人々はおろか、

淀川区の人々はおろか、

武道館ライブの観客数ぐらいの人々しか出会えないのでしょう。

 

一生に出会える人が武道館の観客数ぐらいの限られた数だとしたら、

日々、誰と時間を費やすか、ということは、とても希少性の高いことなのです。

 

自分が誰に時間を費やすかってことは、とても希少性の高いことであるし、

他人が自分に時間を費やしてくださっていることも、同じく希少性の高いことなのです。

 

人は生きている限り、限られたエネルギーを費やしながら活動を行っているのです。

その中で、どこに、誰に、どのように費やすか、は

人生の残り時間を考えると

とても切実な問題でもあるのです。

 

限られた命の中を、無駄にできる時間って結構残されていないものです。

さらにその中で、事業に費やす時間のことを考えると、

そうそう無駄な時間はないものです。

 

そう思うと、限られた時間の中で、出会えた人のご縁って、大変貴重なものです。

「まずは目の前にいる人を幸せにすること」

タイムリミットを考えると、これが一番大切なことかもしれません。

 

【産業機械・生産設備・省力機械・搬送装置・ロボット】

の設計・製作・メンテナンス・商品開発・社内研修などのご相談は

モノづくりの機会屋TKNまで
ご連絡ください。

株式会社TKN
https://tkn.jp.net

 

 

新着情報一覧に戻る