【講座】許容誤差
2019.11.23
機械を作っていくと少なからず誤差が生まれます。
設計図で描く機械は、理想形の姿です。
機械を構成する様々な部品には必ず寸法や性能に誤差があります。
たとえば、1メートルの大きさに部品を作ると数ミリ程度大きさが
大きかったり、小さかったりするのです。
どうしてそんなことが起こってしまうのか?
理論的に1メートルジャストという寸法は、
1.0000000000000000・・・・・メートル
という天文学的にあり得ない数値になります。
実際このような数値の部品は物理学的にも作れません。
必ず1メートルに対して、誤差を許容します。
最大どれほど大きくても良いのか?
最小どれほど小さくても良いのか?
このような許容差を決めます。
その範囲であれば、OKというルールです。
この考え方は、事業や人間関係にも言えるのではないでしょうか?
事業や人間関係にも何か求めるものがあったりします。
そのときに、許容差がある方がうまくいくでしょう。
そして、その許容する誤差は大きく取れる方が、他社には優しいのです。
スペックを求めるのなら誤差は小さくしなければいけませんが
厳しい管理が必要となってきます。
どちらが良いかは状況によってことなりますが、許容誤差は
意識した方が良いでしょうね。
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