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【講座】自分軸って必要?
2019.8.11

「自分軸」って言葉を耳にすることがあります。

5年ほど前に起業することを決意し、活動してきましたが、

その当初の頃、影で

「自分軸がないよね」

って言われたことがありました。

何か当時はとても嫌な気持ちになりました。

しかし、その言葉に反論できたかというと、そうでもありませんでした。

何より、まだ事業が軌道に乗らず、全く売れていませんでしたから

強く言い返す自信もなかったのです。

 

でも、

「自分軸がない」

っていうレッテルを貼られることに

憤りを覚えたのも事実です。

 

その後、ようやく活動してきたものが実を結び

少し落ち着いて自分のことを振り返り、考えることができるようになりました。

 

自分が何者か?

なんて、死ぬまで分からなくてもいいんじゃない?

って思います。

 

これから先、まだまだ世の中には新しいものが生まれてくるでしょう。

これから先、まだまだ知らなかったことを、もっと沢山知っていくことでしょう。

これから先、もっと様々な人に出会うでしょう。

 

でも、今はまだ、それらのものに出会えていない状態です。

そんな中で、

「自分とは何者か」

なんて正直なところ分かりません。

 

今は、モノづくりの機会屋です。

しかし、時代の流れと共に、ニーズがなくなる可能性も否定できません。

 

まして、近年では、情報社会となり昔と比べると変化が早い時代です。

これからは、こうした環境の変化やニーズの変化に柔軟に対応する力が必要でしょう。

 

「私が何屋さんであるか?」

これは、人が決めることであり、その時代の社会が決めることです。

 

この考えは、経営の父、ドラッカーがあらゆる著書に書いている文言です。

「わが社の事業は何か?」

これは、自分で決めることではなく、お客様が決めることだと言います。

 

好きなものに向かっていくことも尊いことです。

人の期待に応え続ける仕事もまた尊いことです。

 

ときには、「自分軸」という殻を破って

自由に活動してもいいんじゃないのでしょうか?

 

そんな活動の中から、様々な出会いがあるのではないでしょうか?

その出会いによって、あらぬ方向に進んでいくこともあるのです。

 

出会う前から自分を悟ってしまうより、

もっと沢山の出会いの機会があったほうが

大きな成長の可能性があるかもしれません。

 

機会づくりこそがイノベーションの源泉だと考えます。

 

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