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【講座】腹が立つときは・・・
2019.8.13

人は生きていると腹が立つこともあるでしょう。

 

腹が立つと冷静な判断を下すことに支障をきたすことが多いでしょう。

 

なので腹が立つ「怒り」の感情は、あまり抱えない方が良いのは確かです。

 

世間では、アンガーマネジメントプログラムもたくさん存在しているように

怒りの感情の抑制は、多くの人の課題あるようです。

 

さて、この怒りは、なぜ起こるのでしょう。

 

まず、怒りの理由は、自分のルールを他人が破った時に起こるものです。

自分の中にある正義のルールがあり、それを他人が破ったとき、

怒りの感情が起こるのです。

 

自分にとって他人があり得ない言動をすることで

「普通、そんなことしないでしょ!」

みたいなセリフが出ることも多いでしょう。

 

さて、その怒りの感情が湧いてきたとき、どうすれば良いのでしょう?

ここでは、アンガーマネジメントの内容はさておき、

まずは、その怒りの理由を調べてみましょう。

 

その相手は、何か常識のない、ありえない言動をしたのでしょう。

 

でも、その出来事は、あなたにとっては「あり得ないこと」であっても

相手にとっては「あり得ること」なのです。

 

要するに、相手とあなたの「ルール」が違うのです。

法律や社会の常識、理性や人としての在り方を

どのように理解しているかは、人それぞれ異なるものだったりするのです。

 

あなたが相手に怒りを感じるときの状況ですが、

まず、あなたは相手に、

「○○○をしたら、私は怒る」

という、そのルールを伝えていたでしょうか?

 

これって結構、

「普通わかるだろ」

みたいに考えて、伝えていなかったりしませんか?

 

案外相手は、悪意があるのではなく、

その怒るルールを知らなかっただけかもしれません。

ルールを知らない相手には、怒るのではなく、

そのルールを教えてあげる必要があります。

 

また、伝えたのに、相手がルールを破り、あなたが怒る場合もあるでしょう。

この際に必要なのは、情熱を持って伝えきる、ことです。

コミュニケーションの基本ですが、

「伝えた」=「伝わった」

ではありません。

 

伝わるまで伝えることが必要です。

 

これは会社でも、家庭でも、恋人同士でも

あなたが所属するあらゆるコミュニティでは

「伝えきったもの」がルールとなるのです。

 

その怒りの出来事は、

怒りを解決するために、相手が理解するまで

自分が伝えきる情熱がある出来事かどうか?

 

すなわち自分にとってどうしても許せないことかどうか?

 

が対応の仕方の判断が分かれるポイントです。

もしどうしても許せないことなら、

相手に伝わるまで伝えましょう。

 

もし伝えることが、どうしても面倒くさく困難であるなら

それは、あなたにとって、そこまで情熱を割くものではないのです。

それならば相手を許しましょう。

相手を許し、相手のルールを認めてあげると良いでしょう。

 

相手も許せないし、伝えるのも面倒くさいなら、

お付き合いをやめましょう。

一般的には、お付き合いしなければいけないと思う理由があると思います。

それらの理由も踏まえ、相手も許せなくて、伝えることも面倒くさいなら

お付き合いはやめた方が健全でしょう。

 

怒りの感情は一旦その場では我慢した方が良いのでしょうが

怒りを我慢し続けることは、あなたにとっての幸福ではありません。

 

怒りは我慢する感情ではなく、我慢した結果の感情です。

それ以上我慢すると、恐らく何かしらの支障をきたす恐れがあります。

 

怒りを感じるときは

「伝える」

「許す」

「離れる」

いずれかを選択する方が良いでしょう。

 

 

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