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【講座】育てる
2019.10.8

こどもも、部下も、事業も、田んぼも、畑も皆、育てていくものなんだ。

 

先日、原田マハさんの「生きるぼくら」という小説を読みました。

その際に思った感想です。

 

実は読むのは2回目の本なのですが、また泣いてしまいました。

 

どうしようもない引き込もりの主人公が、米作りを通じて、

「生きる」ということを体感し成長していく物語なのですが、シンプルに泣きます。

 

そんな物語を読んで、あらためて思ったことですが、

子育ても、教育も、事業も、育てていくものなのです。

 

たった1日で何かが育つものではありません。

こどもも1日で育つものではありませんし、性格が1日で変わるものでもありません。

事業も、1日で出来上がるものではありません。

 

この物語では、米作りの話ですが、米作りも1日で出来上げるものではありません。

全ては、何かの出来事の連続性の結果、出来上がっていくものです。

日々、育てる必要があるのです。

 

1日で何かが出来上がるわけではありませんが、

何かを思い立ったその日から、全てのことは始まります。

 

何もできない、何も知らない、そんな状況であれ、

全てのことに、始まりの日があるのです。

 

何かを始めない限り、始まりません。

今日という日を始まりの日にすると、今日から何かが始まるのです。

 

社会の中で「生きる」ということは、決して一人になることではありません。

社会は時に厳しく見えることもありますが、その反対に、いつも誰かが見守っているとも言えるのです。

 

よく見ると、多くの人が助けようと手を差し伸べていたりするのです。

しかし、それを拒絶し、結果的に一人になり、孤独を感じている場合があります。

 

「生きる」ことは、他人や自分を信じることから始まるかもしれません。

そんなことを感じさせる物語でした。

 

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