自分のことを人に正しく理解してもらうことは難しいものです。

ときには大切な人とすれ違ったり、周りの人に誤解されたりして辛い思いをするときもあるでしょう。

 

先日「マチネの終わりに」という映画が公開されましたが、この映画もまさにそんな映画でした。

福山雅治扮する主人公が、恋人から大きな誤解を受けて別れてしまい、

その後の人生が大きく変わる、というようなストーリーです。

恋愛経験で、思いが相手に伝わらず、うまくいかない歯がゆい経験は、過去の感じた方もいらっしゃるかもしれません。

 

ビジネスやショッピングの場においても、度々私たちが何かを買おうとしたときに、

店員や営業マンが、こちらの要望を理解してくれないとき、結構なストレスが溜まります。

逆に、売り手になったときも、自社の素晴らしさがお客様に伝わらないと、相当なもどかしさを感じるでしょう。

 

このようなコミュニケーションのエラーは時折り人を苦しめます。

ですが、その反面、このコミュニケーションがうまくいったときに、大きな喜びを感じます。

 

そう思うと私たち人類が、なぜ社会性という能力を持つのか？

それは、私たちはこのコミュニケーションを通じて幸福を得る生き物であり、

いかに自分を他人に理解してもらい、逆にいかに他人を理解するか？

とうことが生きる上での最大のテーマなのかもしれません。

 

決して、誰ともコミュニケーションをせず、世界の中で一人になり孤立することは、本来人類の幸せではないはずです。

どれほどの人たちと関わるかは価値観の違いでしょうが、孤立することではないはずです。

 

思うようにコミュニケーションがうまくいかないときもあるでしょう。

そのために物事がうまくいかないときもあるでしょう。

 

だけど、理解してもらいたい大切な人に、または大切なお客様には、

努力してでも、相手を理解し、自分を理解してもらうことが、活動の中で大切なことのように思えます。

 

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