我が家には猫が3にゃん住んでます。

 

ちなみに男どもばかりです。

みな、10歳前後の初老のジイにゃんばかりです。

でも、まだまだ走り回って暴れ回ることもしばしばです。

 

ところで犬と猫は性格が全く異なります。

 

思春期の頃、実家にワンコがやって来ました。

柴犬の仔犬で母が一目惚れしてペットショップから連れて帰ってきたのです。

 

この仔犬は、テツと名付けられました。

鉄工所を経営してたからです。

 

犬は主従関係を築きます。

エサを与える母が主人となりました。

 

主人ではない、僕とテツには地位争いがありました。

テツと僕は、どちらが上の立場か、常に牽制し合う仲となりました。

 

結局、彼の中では、僕が下の立場のようでした。

常にテツに命令されている感じでした。

 

テツと僕の関係性は、上下関係を意識した、なんだか会社の人間関係のようでした。

 

僕は大人になり、やがて家庭を持ち、ニャンコと共に暮らすことになりました。

 

ニャンコと僕の関係性は、テツとの関係とは異なりました。

ニャンコ達は僕に対しては平等に近い関係でした。

 

上下の関係というよりかは、敵か味方か、という目線で見られているような感じです。

どうやら、僕は敵のようではないようです。

 

彼らは僕を味方として捉えているようですが、あくまでも対等な立場です。

 

構い過ぎると噛まれます。

そのくせ急いでいるときに甘えてきます。

放置するとスネてしまいます。

 

なんだか、異性やパートナーとの関係や、

家族との関係のような感じです。

 

口を挟み過ぎると怒られます。

急いでいるときに、割と面倒なことを頼まれます。

放ったらかしにすると機嫌が悪くなってしまいます。

 

猫との人間関係は、僕にとって深ーい勉強です。

 

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