【講座】狩猟民族としての企業家精神
2019.6.20
企業家としての考え方は、狩猟民族の文化と非常に共通点が多いのです。
狩猟民族は、感性を頼りに獲物を求め歩いていきます。
風の向き、匂いや、天気、気配など、理論も確立されていない時代の中、
自分の感性を頼りに目指す方向を決め、歩いていきます。
企業家においては、自らの感性で方向を決め
その具現化を行うための理論を確立し
行動し実践すします。
狩猟民族は自分が得意な方法で獲物を狩ります。
苦手な方法を使おうとしても当然失敗の確立が高くなり、その失敗は自らの命を落とすことになりかねない。
その為、間違いなく得意な方法で獲物を狩る方法を選択します。
企業家においては、自社の「強み」の方にフォーカスし
そこを「売り」にすることで社会の中でのポジションを確立します。
狩猟民族は自立した存在ながらも、複数の仲間と緩やかなコミュニティを形成します。
一人一人が、自ら生きるための方法を確立しているだけでなく、
自ら得た成果物を他の者が得た成果物と物々交換し成果を分け合うことで、
互いにより利益の大きいものと交換でき、コミュニティならびに社会全体が発展するのです。
企業家においては、自らが何かしらの価値を生み出す活動を確立し、
そこから生まれる成果物を、他社の成果物(対価・報酬)と交換することで
社会の発展に貢献します。
狩猟民族の行なっていた活動は「シェアリングシステム」と呼ばれ、
この仕組みは、さながら現代の企業家の精神のようです。
私たちの遠い先祖から、学ぶべき原点がありそうです。
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