人生は様々なことが起こります。

 

その人生に起こる全ての出来事に無駄なものは何もありません。

 

辛い出来事も、楽しい出来事も、全てに意味があるのです。

少なくとも、事業を行う人にとっては、過去の出来事は全てが財産です。

 

辛かったことですら、みんなの前で語ることで、きっと誰かの価値になるでしょう。

先日参加した、とあるシンポジウムでは、実に多くの講演者が自らの体験談をお話しされていました。

そして、多くの参加者の方に感動を与えておられました。

過去を語るには勇気が必要でしょうが、きっと多くの人に役立っているように感じました。

 

上手く出来たことを語ると誰かにとってノウハウになります。

これまでの半生は、自分だけが経験してきた道を進んできたはずです。

他の誰も経験できない自分だけの歴史です。

きっと平坦なものではなかったでしょう。

しかし、その様々な困難をすべて乗り越えてきているはずなのです。

そんな自分だけの成功体験を無駄にしてはいけません。

 

過去に意味がない、なんて理論もあるようです。

もしそうだとしたら、履歴書も職務経歴書も要らないでしょう。

過去の歴史を意味あるものにするか、意味を無くすかを決めるのは自分自身です。

 

自分の半生を振り返り、過去をチェックしてみましょう。

驚くほど多くの財産があるはずです。

無駄に生きている人など居るはずがありません。

人の数だけ物語があるのです。

 

どんな経験であっても、きっと世界のどこかで、

その経験を必要としている人がいるのです。

 

何かを始めようとするとき、過去の経験を余すことなく使い、

誰かの役に立ってみることは、ビジネスの基本的な考え方のように思います。

 

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