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【講座】損得勘定
2019.7.20

『損得勘定で動く人』

という言葉を聴くと、社会では

とても悪い人のイメージがあったりします。

 

「私利私欲しか考えない」

なんて聞くと極悪非道な人として扱われることもあるでしょう。

 

国語的な意味はさておき、

「損得で判断する」ということや

「自分の利益を考える」こと、

「自分の欲を求める」こと

これらは、悪いことのようなイメージが多々ありますが、本来は健全なものであるはずです。

 

例えば、「損得で判断する」ことですが

ある意味これこそが「人間らしさ」の本質ではないかと思います。

 

人間の生まれてくる目的は、シンプルに考えると「自分が幸せになること」ではないか、ということです。

目の前の「犠牲」を払い他人のために何かをすることも、

修行をして「徳」をつむことも

本質的には「自分の幸せ」につながるからとも言えるのではないでしょうか?

 

逆に「自分が不幸になるための行動」ってできないですよね。

もちろん「相手が不幸になるための行動」もしたい人も少ないはずです。

 

幸せかどうかの判断基準の一つとして存在するのが「損得」です。

 

ただし少し話がややこしいのが、

その損得の判断が

「目先の損得」

「未来の損得」

によって答えが変わるからではないでしょうか?

 

例えば、ダイエット。

「目の前のケーキを食べるか」

「我慢するか」

みたいな選択です。

 

どちらを選んでも、本当は何の間違いはありません。

ただ

「どちらを得たいか」

というだけの判断基準です。

 

結局、その判断を下す段階で、トータルして

「どちらが得か」

が答えになるのではないでしょうか?

 

間違っても、トータルして「損」だと思うことは選択できないはずです。

 

たしかに「目の前の損」を選ぶときもあるでしょうが

結局のところ、長い目で未来にある「得」を得るための選択ではないでしょうか?

 

人間の生まれてくる意味は、「自分が幸せになること」です。

 

「自分が不幸になってでも他人を救う」

なんていう行動は、実は誰にも望まれてはいないはずなのです。

 

選択基準は

「最終的に、どちらが私の幸せにつながる得な選択か」

ということです。

 

「自分の利益を考える」

ことも事業を行う上で重要です。

 

私たちの事業や仕事は「社会貢献」といえます。

社会に役立つことをするから対価を頂くことができるのです。

 

そして社会貢献は、必ず社会から継続することを求められます。

「赤字」の事業では継続することができません。

「利益ゼロ」の事業もまた、長い目で見たときに継続ができません。

 

設備投資、販売促進費、社員の昇給、修繕費、決算賞与

これらの無い会社って、どう思われるでしょうか?

 

社会に貢献する事業を継続的に行なう為に必要なのが

「利益」なのです。

 

また

「自分の欲を求める」

ことも程度の問題はありますが、本来健全なものともいえます。

「夢」「希望」「恋愛」いう言葉にすると心地良いと思いますが、

これらは「欲」とも言えるものです。

 

「欲」は、度が過ぎるのから苦しいのであって、

健全な程度の「欲」

むしろ人間には必要なものではないかなと思います。

 

健全な「欲」があるから

「もっと社会を良くしたい」

「もっと他人を幸せにしたい」

[もっと便利なモノを作りたい」

と思えるような気がします。

 

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