新着情報

【講座】小さな約束
2019.9.24

モノやサービスを売ろうとする際は、信頼関係が何より大切です。

信頼のおけない人に、困りごとの解決を依頼するはずはありませんよね。

では、その信頼関係はどのようにして作られていくのでしょうか?

信頼関係は、そもそも1日やそこらで出来るものではありません。

 

初めてあった人に

「信用してください!」

と言われたらどうでしょう?

半信半疑だったり、信用できなかったりするのではないでしょうか?

 

信頼関係を構築するためには、地味ですが

「小さな約束を守る」

ということが大切です。

 

ありきたりのようですが、これには絶大な効果があります。

例えば、試供品などでお試しで使った際に、期待した効果があれば、信用できますよね。

 

パートナーとの関係なども、このプロセスで構築されたものではないでしょうか?

 

そして一度構築できれば、その後に多少のミスがあっても、リカバリーしやすくなります。

しかし、この信頼関係がないと、小さなミスでも即アウトになってしまうことがあります。

 

営業のプロセスや、事業を進めるパートナーとの関係においても重要なことです。

 

時折、セールスの電話などがあるのですが、

少し前、とあるWEB関連のセールスマンから電話でセールスがありました。

一度お会いしたいとのことだったのですが、その頃、僕の予定が埋まっていて、その旨を

お伝えしたところ、わずかな時間でもということだったので、とある日の30分程度予定を開けました。

 

しかし、当日ドタキャンされてしまったのです。

ご連絡があり、

「前のお客様が長引いて」

と仰っておられたのですが、正直

「あー、そう」

という気持ちです。

 

前後の予定を何とかして調整したのですが、拍子抜けしました。

しかし、このようなミスは僕にもあるので仕方ないとも思うのですが、

このオファー自体には元々それほどまでには興味があったわけではなかったので、

この営業マンとお会いする気持ちはかなり失ってしまいました。

 

その後、この営業マンからメールで、自身の空きスケージュールが送られてきて

「どれがご都合いいですか?」

というメッセージが書かれていたのです。

 

興味を失っていたのもあり、返信することを失念していました。

すると、この営業マンから電話があり

「メール送ったはずなのですが・・・」

という催促の内容でした。

 

そりゃあ、僕も悪いかもしれんけど・・・

 

「いま、バタバタしてるので・・・」

と、かるーくお断り的なお返事をしたのですが

その後、業務中や商談中に頻繁に着信があり、

正直、心のシャッターが降りてしまったのです。

 

色々言い分はあるのでしょうが、

結果的に「小さな約束」が破られることを

どのように捉えるかが問題です。

 

営業マンには「小さな約束」だったかもしれません。

ただ、こちらは「それなりの時間を割いた約束」だったのです。

 

「小さな約束」を守ることでしか信頼関係は築けないものです。

 

 

【機械設備の製造、商品や新規事業の開発、社内研修、経営コンサルティング】

のご相談は

モノづくりの機会屋TKNまで

お問い合わせください。

株式会社TKN

https://tkn.jp.net

 

新着情報一覧に戻る