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【講座】完璧主義の弊害
2019.11.22

完璧主義という言葉は、あまり良いイメージが無いと思います。

実際、完璧主義の考え方は様々な弊害をもたらすことがあります。

 

完璧にこなさないと気が済まない性格の方は、実際、そのプレッシャーから

精神的に病んでしまうこともあります。

 

商品開発や新規事業においても、完璧主義は弊害をもたらします。

完璧に準備したところで、実際にうまくいくかどうかは、

やってみないと分からないことが多いものです。

 

計画を周到に練り完璧な準備をした上で失敗したときと

まずはやってみて失敗したときと

どちらがダメージが大きいでしょう?

そして、完璧に準備してしまうと、それを軌道修正することに大きな労力が必要となるのです。

 

事業では、完璧な状態より、何かが欠けてる状態の方が望ましいということを知っているでしょうか?

事業の成果を上げるためには、ボトルネックを改善するという考え方が有効です。

 

全体の底上げではなく、事業の流れの中で、流れの悪いボトルネックの部分だけを改善する手法です。

これにより、最小限の資源を投下することで、最大限の成果を上げることができるのです。

 

完璧な状態を作ってしまうと、成果を上げるためには全体を底上げしないといけません。

全体の底上げを行うためには大きな資源が必要です。

 

しかも、完璧な状態のときは環境の変化についていけないこともあるのです。

一部のバランスが崩れると、それ以外の様々な部分に弊害が生まれます。

 

そして事業では、そもそも必ず不確定要素が含まれます。

その一つが人による変動です。

 

人は経営者含め、体調の変化や家庭環境の変化など、予期せぬ変化が起こり事業に影響します。

そもそも私たちは日々歳をとり、老いていくものですよね。

また、日々成長し変化していきます。

当然そのことは、今の事業に大きな影響を与えます。

 

もう一方は、外部環境の変化です。

流行や市場の変化、社会環境の変化は、受け入れざるを得ないものでこれらもまた事業に影響を与えます。

 

私たちはその変動に対して、常に対応できる体制が必要なのです。

それを踏まえると、完璧な状態というのは、変化に対応しづらい脆い状態なのです。

 

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