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【講座】営利活動とボランティア
2019.10.23

社会の中で仕事をするということは、誰かの役に立っている社会貢献の活動です。

 

社会貢献と言えばボランティアをイメージすることも多いでしょう。

ボランティア活動は基本的には無償の活動です。

対価を得ずして社会に貢献する、素晴らしい活動です。

災害時などでは、このようなボランティアの支えにより復旧の助けになっているのです。

 

それに対して営利活動とは、しかるべき価値の報酬を得て、商品や役務を提供する活動です。

利益を得て、事業を行う活動です。

 

時折、営利目的の活動は卑しい活動で、ボランティアが社会貢献活動のように表現される時があります。

確かに社会の目や世論はそのようなイメージになっていることは否定できません。

 

しかし、営利目的の事業はそれほど卑しい活動なのでしょうか?

少なくとも事業を行う人にとって、それは異なる考え方です。

 

まず、ボランティアは先ほどにもあったように素晴らしい社会貢献活動なのです。

しかし、その活動を行うには必ず費用が掛かります。

ここで言う費用とは、人が何か活動するにあたって必要となる費用全ての話です。

 

人が活動するためには、食事を摂る必要があります。

一般的な社会活動を行うには、家賃や光熱費が掛かります。

交通費も掛かるし、携帯などの通信費も掛かります。

結局のところ、日本や先進国の社会の中で、社会的な生活をする人は

間違いなく、1か月にいくら、と言う生活費が掛かるのです。

 

その生活費をどこで賄うのか?

多くの場合は営利活動に関わることで、その費用に充てる報酬を得ることになるでしょう。

中には、元々金持ちで豊かな資産があるような方もいらっしゃるでしょう。

 

いずれにせよ、ボランティア活動するためには、その活動とは別の経済的な資源が必要です。

すなわち先進社会の中では「お金」です。

 

営利活動とは、経済的な資源を得ることと、社会貢献を組み合わせた合理的な活動なのです。

これは、会社員や団体の職員の方であっても同じことでしょう。

 

そのような営利活動の上で、さらにボランティア活動をすることで豊かな社会ができるものなのです。

そもそも営利を得るためには、社会や他人に貢献しない限り、得ることはできません。

 

営利活動は、社会活動を行う資源を手に入れつつ、社会に貢献する活動のことです。

単純にお客様がお金を支払ってでも「ありがとう」と言ってくれるレベルの仕事をする活動とも言えます。

 

変な偏見を持たず、営利活動とボランティア活動の双方を理解し、適切な活動を行い豊かな社会を作っていければ良いですね。

 

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