【講座】動力と仕事
2019.6.21
「仕事」 というものを数字で表すと
「仕事」L(N・m)=「力」F(N) × 「移動距離」S(m)
という計算式で表されます。
単純にどれくらいの重さのものを、
どれくらいの高さに持ち上げたか?
というものの大きさを表したのが、「仕事」 です。
そして、その「仕事」をどれくらいの速さで行なったのかを表すのが
「動力」(仕事率)P(W)です。
「動力」(仕事率)P(W) = 「仕事」L(N・m) / 「要した時間」 t (sec)
という公式になります。
1N(約100g)の重さのものを、1秒間に、1m持ち上げると、
「動力」(仕事率)P(W)は、1W(ワット)という値になります。
重さが重ければ重いほど、
移動量が大きければ大きいほど、
速ければ早いほど、
それに比例した大きな 「動力」 が必要となります。
私たちが行なう「仕事」に例えると
「動力」=「仕事の負荷」×「仕事の量」/「納期(早さ)」のようですね。
仮に私たちの「動力」が決まっている場合、
無理なく仕事をこなすならば
・その仕事の負荷の大きさはどれぐらいなのか?
・その仕事の量はどれくらいあるのか?
・いつまでにやらないといけないのか?
この3つの要素を総合して考えたときに、無理がないかを考えると良さそうですね。
【産業機械・生産設備・省力機械・搬送装置・ロボット】
の設計・製作・メンテナンス・商品開発などのご相談は
モノづくりの機会屋TKNまで
ご連絡ください。
株式会社TKN
https://tkn.jp.net