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【講座】プロとアマチュア
2019.10.29

社会で仕事をすることは社会貢献です。

プロフェッショナルとは、お客様がお金を払ってでも「ありがとう」と言ってもらえるようなレベルにまで、仕事をすることです。

 

別の言い方をすれば、対価に見合う価値を提供する責任を負う訳です。

責任を負う以上、こちらが提供する価値に対してお客様が不満を訴えた場合、その問題を解決する責任を負う訳です。

 

アマチュアは、対価を頂くことなく社会に対して仕事を提供する活動です。

社会福祉を考えた場合、ボランティアはとても貴重な活動であり、社会には無くてはならない活動です。

 

しかし社会福祉のボランティア活動とは異なり、対価を取らず仕事をすることは、時おり問題が起こる場合があります。

もちろん、無償で助け合うことを否定するものではありません。

 

ですが、仕事を請け負う意識の話しとして、

無償で請け負うのか、

プロとして請け負うのか、

これらには、アウトプットに大きな違いがあります。

 

人道的に無償で他人を助けることは大切なことです。

これは安請け合いという類いのものとは異なります。

 

もし無償で何かの仕事を請け負い、何かしらの仕事を提供した際に、相手から

「もっとキチンとしてほしい」

「もっと急いでほしい」

「もっと沢山してほしい」

というような要望があった時に、どう感じるでしょう?

恐らく負担感が増し、あまり良い気持ちにはならないでしょう。

 

もし

「◯◯◯してあげてるのに」

なんて思ってしまうと要注意です。

 

双方の関係性が悪くなってしまう可能性があります。

この状態は、奉仕活動ではなく自己犠牲となってしまいます。

 

双方が満足できる仕事をするためには、本来プロフェッショナルの意識が必要です。

相手を満足させる為にはプロとして結果の責任を負い、仕事を提供する方が、結果的に双方の満足度は高いものです。

 

もし人に無償で仕事をお願いするならば、品質やスピードを求めないことです。

品質やスピードなど、ある程度求めるものがあるのなら、迷わずプロにお願いした方が良いでしょう。

 

もし無償で仕事を請け負う際は、仕事を提供したらした分、相手が満足してもらえることなのか、事前に確認した方が良いでしょう。

 

もしある程度のレベルが求められ、後日に要求が高まりそうなら、どのレベルからはお断りするのか、もしくは料金がかかるのか、明示しておいた方が良いでしょう。

 

安易な安請け合いは、相手を不満にさせ、自分への負担が増してしまいます。

相手のことを真剣に考え、ある一定レベルが求められる仕事をする際は、プロとして責任持って活動する方が望ましいでしょう。

 

逆に自らの余力や、助け得る範囲の中で、人の助けになれることならば、そこにエネルギーを注ぎ奉仕することは、社会の一員としても大切なことでしょう。

 

この場合、無理のない範囲内で、かつ相手に間違いなく価値を提供できることを行うことが望ましいのかもしれません。

 

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