【講座】スペシャリストとゼネラリスト
2019.11.13
仕事を行う人の特性として大きく2つに分けて考えると
「スペシャリスト」と「ゼネラリスト」に分けられます。
スペシャリストとは、特定分野を専門にするであり、特殊技能をもつ人や専門家と呼ばれる人のことです。
それに対して、
ゼネラリストとは、広範囲にわたる知識を持つ人のことを言います。
私は元々会社員として、企業で機械や商品の研究開発を行っていました。
すなわち「スペシャリスト」であったわけです。
会社から求められる役割も当然、専門性の追求だったわけです。
これはこれで、一定の成果を上げ、年相応に役職も上がり仕事をしていたわけですが、
どうやら私は、研究が嫌いだったようです。
技術の追求ということに、さほど興味がなかったのです。
機械づくりの仕事をしているのに何なんだ、と言われそうですが、
思い返してみると、幼い頃からプラモデルやラジコン作りが好きではありませんでした(笑)。
完成されたラジコンを購入し遊ぶことは好きでしたが、チューニングしたり改造したりして
技術を競い合うことにさほど興味が無かったことを覚えています。
なぜ、機械づくりの仕事をしているかと言えば、
社会に出てから今までずっとやってきたから、という理由です。
そのおかげで、社会に喜んでいただける方々がいる、というのが活動する意義なのです。
機械づくりをすることで、お客様もサプライヤもみんなが喜んでいただけることが
何よりも大きな喜びなのです。
その中での「技術」という「スペシャリスト」としての要素は、私の中では手段の一つなのです。
そのように思うと、どうやら私は長年「ゼネラリスト」志望の「スペシャリスト」だったのかもしれません。
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