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【講座】あえて「不満」を感じてみよう
2019.7.31

事業を行う方々にとって、普段大切にしないといけないことは

「有り難い」

という意識であるということは皆さんも良くご存知のところでしょう。

「当たり前」のことは何もないからこそ

「有ることが難しい」

すなわち

「有り難いこと」

であり、

「ありがとう」

なのです。

 

ただ、商品やサービスを提供する者にとっては、

ときには、「不満」「不便」を感じることも必要かもしれません。

 

その「不満」「不便」の目線は、

「顧客目線」

であったりするのです。

 

この「顧客の目線」を養うことも大切なことでしょう。

 

例えば、同業他社などの商品やサービスを購入した際に

ふとした拍子に湧き上がる、「不満」「不便」などの感情は

繊細に感じ取った方が良いとも言えるでしょう。

 

もちろん、サービスを受ける人としての「感謝の目線」では

「有り難い」

ことであるから、それの対価をお支払するのがビジネスの基本です。

世の中は一人では何もできないことばかりです。

なので、していただく全てのことに感謝の気持ちを忘れてはいけません。

 

しかし、サービスを提供する経営者として「顧客目線」で見る際は

「不満」「不便」と言う感情の目線に

ヒントが隠されていたりするのです。

 

ときに、一般のお客様が感じるだろう、ささやかな「不満」「不便」を感じ取り、

それを改善した商品やサービスを提供することで

それは顧客ニーズを汲み取った新しい事業のチャンスになるかもしれません。

 

特に、私たちが手掛ける省力化機械や産業機械は

この「不便さ」を解消する商品にほかならず、

これらを開発するものにとっては、お客様がどのようなことに

「不満」「不便」さを感じているのか、想像を巡らせることが大切です。

 

そして

「お客様が何を欲しているのか?」

という他人の感情を感じる前に

「自分だったら何を欲するか?」

という自分の感情が必要です。

 

自分が

「欲しい」

と思うものは、間違いなく多くの人々が

「欲しい」

と思っているものです。

 

「不満」「不便」というネガティブな感情は

ときにヒット商品を生み出す

「イノベーション」

の種だったりするのです。

 

 

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