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【講座】「ちょうど良い」という価値
2019.6.8

世の中で’価値あるもの’というと、

・世界一のもの

・オンリーワンのもの

のようなものを意識することが多いかもしれません。

 

企業の中でも自社の価値を考えたとき、

・他社よりも優れているもの

・他社にはないもの

を探し、それ以外の要素は”価値”と感じていないケースがあります。

 

実はこれは非常にもったいないことなのです。

皆さんが普段購入するものはどういったものでしょうか?

恐らく”世界一”でもなく”オンリーワン”でもないものを購入する機会の方が多いのではないでしょうか?

 

では、一体どういったものが価値あるものなのでしょう?

それは、ずばり

「ちょうど良いもの」

のはずです。

 

例えば、お昼のランチはなぜそのお店で食べるのか?

きっと世界一のおいしさでもなく、世界一安いわけでもないものではないでしょうか?

味や価格、立地、雰囲気、提供する早さ、混み具合、

など様々な要素を総合して考慮し、結果的に

「ちょうど良い」

のではないでしょうか?

 

私たち個人や企業の価値も、「ちょうど良い」ものにニーズがあるのです。

 

実は機械の世界も「ちょうど良い」ものでなくてはなりません。

例えば、必要以上の高精度な機械を採用すると、扱いがデリケートすぎて、扱いを誤ると

あっという間に故障します。

家にあるハイテク家電も同じようなものかもしれません。

必要以上に機能が多すぎて使えない、これって結構不便ですよね。

 

先日、80歳過ぎの私の父が、ついにスマホを購入したのですが、扱いきれずパニックになり

3日でガラケーに戻したという、騒ぎがありました(笑)

 

それはさておき、私たちは誰かにとって「ちょうど良い」存在になることで

買っていただけるのでしょう。

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