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【講座】「早い安いうまい」は売れない!?
2019.7.2

私たちは機械を作る際に、多くのサプライヤの方々にご協力を頂きます。

そんなサプライヤの中から、どのように選択するか?

という中でのお話です。

 

一言で言うと

「早い」

「うまい」

「安い」

では売れないということです。

 

金属加工業、鉄工所などと呼ばれる業態の場合、新規開拓を行なうためには「信用」づくりが欠かせません。

他の業界でも同じようなことはあるかもしれませんが、金属加工の請負業のような町工場を想定した場合、

「早い」

「うまい」

「安い」

は信用されないのです。

 

実際、そのようなキャッチコピーの会社に仕事を依頼すると概ね

「早くてうまいけど高い」

「早くて安いけど質が低い」

「うまくて安いけど納期が遅い」

だったりしますよね。

 

客先から見た時、新規開拓に来る業者に対しての信用は

実は「ゼロ」からスタートなのではなく

「マイナス」からスタートするのです。

目の肥えた客は、「疑い」から見ることが多いのです。

 

なぜ疑うかというと、そのことが最重要事項だからなのです。

 

客側からみたときのその依頼は

「期日が最重要」なことかもしれませんし

「品質が最重要」なことかもしれませんし

「価格が最重要」なことかもしれません。

 

そしてその最重要事項は、決して

「約束を破ってはいけない事項」

なのです。

 

それぐらい大切な事項なのに

サプライヤは安易に約束を破ることが多いのです。

こうして裏切られることを何度も経験した客先は

「疑い」

から入るようになるのです。

 

だからこそ売り手となるサプライヤは

「早くてうまいけど高い」

「早くて安いけど質が低い」

「うまくて安いけど納期が遅い」

など、強みと弱みを明確に伝えた方が良いのです。

 

「どういったことに強みがあり、何が弱みか」

をお客様に伝え、そして約束を守ることで

「信用」

ができるのです。

 

そしてその「信用」ができたとき

お客様にとって手離せない存在になるでしょう。

 

 

【産業機械・生産設備・省力機械・搬送装置・ロボット】

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