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【講座】次元を合わせる
2019.6.25

先日、ブラックホールの撮影に成功したという発表がありました。

とても画期的なことなのですが、多くの人にとって、

ブラックホールの撮影がどれほどすごいことなのか、

いまいちピンとこない方も多かったようです。

 

私たちの住む世界は3次元です。

しかし、ブラックホールの世界は4次元空間といわれています。

4次元とは、3次元に時間という概念を組み合わせたものですが、

私たちに馴染みのあるものでいうと、

ドラえもんの4次元ポケットやタイムマシンの世界です。

 

ブラックホールでは、私たちのいうところの時間という概念が崩れているともいえる世界です。

ただ、ここまで言っても、正直なところ意味が分からないのが4次元の世界です。

 

次元が違うということは、単純に

「意味が分からない」

世界であるということなのです。

 

私たちが作る機械や、商品も、次元が異なるターゲットにいくら提案しても、全く売れません。

下手するとクレームにもなってしまいます。

 

お客様に商品を提案するとき、次元が合っているかを確認する必要があります。

そして、次元は高い方が偉いとか、低い方がダメというものとは少し異なるようです。

 

シャネルの鞄と100均の鞄と、どちらが良い物か?

という話と似ているかもしれません。

 

確かに品質など商品そのものを見ると圧倒的にシャネルの鞄の方がよい物でしょう。

しかし、100均の鞄が価値がないものか?

というと、そうではありませんよね。

 

その価値を欲している人に、調度良い次元の価値を提供することも

私たちの仕事にとって大切なことでしょう。

 

機械も高精度だから良いというもでもなく、アバウトな精度でも良いというものでもなく、

次元に合ったものを提供することが重要なのです。

 

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