【商品開発】企画開発
2019.6.7
商品開発を行う上で、商品企画はその商品がヒットするかを図る上で、もっとも重要な意味を持ちます。
過去に、企画書段階で『物理的に不可能』な内容の企画さえあることがありました。
多くの場合、『商品そのものが悪い』というケースは案外少なく、それ以外の要素に無理があるケースが多いようです。
例えば、その商品がすごく売れた場合、そもそも供給できる生産体制がなかったり、
例えば、化粧品のような商品で日本中の人がターゲットにしようとする商品を開発したのに、広告宣伝費がなかったり、
例えば、車のような商品で、凄い技術の車を開発したけれど、販売店を全国に展開できない、またはその車の修理を行なう体制がないなど
状況は様々です。
ですがこれらの要素は、商品そのものの問題ではなく、マーケティングの不足というか、平たく言うと
『売れる準備をしていない』
という状態です。
売れない人や売れない企業ほど
「売れなかったらどうしよう」
と考えて
売れる人や売れる企業ほど
「売れたらどうしよう」
と考えていますよね。
そのとき、一体誰のことを考えているのか、そこが商品開発の答えのような気がします。