【商品開発】タイムマシンを作る
2019.6.9
TKNではタイムマシンを作ります!
こう言い切れるには理由があるのです。
ここでタイムマシンという製品を作る上で、条件が必要となります。
これが製造業の方々にはおなじみの「QCD」です。
QCDとは
Q(Quality・品質)
C(Cost・費用)
D(Delivery・納期)
の頭文字をとった用語です。
この3つの条件すべてに制約があると難しいのですが、QCDのいずれか一つでも条件がないのなら、タイムマシンは作れますと断言できます。
まず、Q(quality・品質)に制約がない場合。
要するに、どんな品質や性能のタイムマシンでも良い、という条件になります。
この場合、おもちゃのタイムマシンでもOKと言えるでしょう。
次に、C(Cost・費用)に制約がない場合。
SNSで、「200兆円出すからタイムマシン作ってよ」ってつぶやいてみたら
きっと世界のどこかに、立派なサプライヤ(供給業者)が現れ、そこから仕入れることができるでしょう。
お金だけ騙し取られるリスクもありますが(笑)
最後にD(Delivery)に制約がない場合。
「100万年後には完成します」と言えるでしょう。
僕も死んでしまっているので無責任ですが(笑)
少し、ばかげた理論のようですが、製造業での商品開発などの中では、結構起こるやり取りなんです。
Q(品質)・C(費用)・D(納期)のどれを優先するのかは、その商品やシチュエーションによって異なりますが、
優先順位を明確にすることはとても重要です。
タイムマシンも、
・ドラえもんに出てくるタイムマシンと同じ性能で(品質)
・1万円の費用で(費用)
・明日までに作ってほしい(納期)
のように、3つの条件が決められてしまうと具現化することは非常に困難です。
優先順位を明確にすることで、商品開発は具現化され完成に至るのです。
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